The Great British Bake Off -Japanese Week- を見ての感想
留学とは関係のない話題ですが、最近ネットでプチ(?)炎上したイギリスの番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」について話してみようかなと思います。
ブリティッシュベイクオフとは
この番組はイギリスで大人気で、各シーズンごとにアマチュアベイカーが集まり、お菓子作りの腕を競い合って毎週一人が脱落して最後に優勝者が決まるコンテストシステムらしいです。参加者は毎週3つのチャレンジ(オリジナルチャレンジ、テクニカルチャレンジ、マスターピースチャレンジ)に挑戦します。
今回炎上したのは日本をテーマにした回で、
オリジナルチャレンジ → 肉まん
テクニカルチャレンジ → 抹茶のミルクレープ
マスターピースチャレンジ → かわいいケーキ
が課題として出されました。
実際に視聴しての感想
番組を見た感想としては、炎上しているほど全然嫌な気持ちになることはありませんでした。むしろ、それぞれのベイカーが思考を凝らし、事前に日本のケーキについて調べ、自らが持つ技術を存分に発揮して課題に取り組む姿はすばらしいと思いました。
ただ、一つ目のオリジナルチャレンジは課題が悪かったなと思います… 肉まんは純粋に日本食といっていいのか日本人の私でもわからないし、中国からの影響を受けた料理ですし、Japanese Weekにはふさわしくないと思います。もちろん、技術的な面で肉まんを手作りするのは難しいことは番組を見ていてよくわかったので、そういった点からオリジナルチャレンジに選ばれたのかなと想像できますが、やっぱりここは配慮が足りなかったかなって思っちゃいますね。
実際に参加者が作った中華まんのレシピ
他の2つのチャレンジはもっと日本の材料を使ったり、日本独特のケーキを作ろうとする人がいたりと、文化の尊重は十分見受けられたかなと思います。理解度や事前調査の質と量は、それぞれのベイカーで違いますが。
特にこの週のStar Baker(最も評価が高かった人)は、かわいいケーキでスフレケーキ(イギリスにはない)を作るなど工夫が凝らされていました。カステラケーキに挑戦したり、ゆずピールを使ったりする人もいました。ほとんど全部おいしそうでした。。。(どれがおいしそうに見えなかったかはあえて言わない(笑))
テクニカルチャレンジの課題
マスターピースチャレンジで作られたカワイイケーキの一部
まとめ
結論、批判するコメントを多く見ましたが、思ったより全然悪くないし、見ていて楽しかったです。一つ目のチャレンジが日本ぽくなかったのが、全体の印象を決めてしまった感じがあって残念ですね。
実はブリティッシュベイクオフをちゃんと見るのは初めてだったのですが、これからも見ようと思うくらいには面白かったです(*^^*)