2021を振り返る。今年もありがとうございました!
今日は大晦日ということで、2021年をゆるく振り返って今年最後の投稿としたいと思います。
私的には、今年は何と言っても帰国が大きなニュースでした。
ギリギリまでイギリスで就活して、1月20日あたりに最終面接の結果がダメだったことがわかり、1週間後の1月末には帰国しました。
航空券は2020年の年末に予約はしていたのですが、何とかSkilled Worker Visaに切り替えられないか、最後の最後まで粘って結果航空券通り帰国したので大分落ち込みました🥲
2月は半分くらい東京で隔離生活。ちょっと大変だったけど、面白い経験ができました。
そして久しぶりに地元に戻り、家族や親戚にも会いました。適応障害になった原因の1つ(何なら最大の理由?)は、父だったので相当怖かったけど、まあ一応何とかなりました。鬱っぽいことを伝えたら、手の平返ししてくれたんです😅
父との関係が少し変わった?年となりました。
3月以降は少しずつオンラインのバイトをしたり、就活をしたりしました。再び自分で稼ぎ頑張るために就活をするのに、やっぱりうまく行かず、頑張ろうとすることでさらに落ち込んでしまう悪循環がしばらく続きます。でも精神疾患のためのお薬は徐々に減薬し、夏には卒業しました。
7月はしばらく入院していた祖父と渡英前以来、久しぶりのオンライン面会。もう話せる状態ではなかったけど、少し反応してくれて嬉しかったです。
8月は自分の誕生日があり、その数日後に祖父が他界しました。悲しい気持ちも本当に大きかったのですが、私の帰国を待っていてくれたかのように、ここまで生きていてくれたことが嬉しいと強く思いました。
秋からは結構くすぶっていて、ぼーっと過ごしてました。前に少し経験したWebマーケティング系のスキルをまた養いたいなと思い、ブログを本格的?に再開もしました。記事を前より頻繁に書き、デザインなども整え、Twitterも作って、ブログ関係はちょっと充実した今年の秋冬でした。
特にこの記事はたくさんの方に読んでいただきました!ありがとうございます。
ryugaku-daigakuin.hatenablog.com
あとは、地元の国際交流協会が実施している医療通訳養成講座に参加するようになり、また通訳ボランティアにも登録し、家から出た活動を増やした時期でもあります。
そして12月は、やっっっと!来年からの仕事が決まりました。給与や待遇は微妙ですが、やりたかった分野で仕事ができそうなので嬉しいです。今後のキャリアに繋げられたらと思っています。
あと12月は、イギリス料理を日本で作ってみました。大変だったけど、美味しかったです!
今年は料理を前より頑張った年でもあるかも。
ryugaku-daigakuin.hatenablog.com
ざっと、私の今年2021年の1年間はこんな感じでした。
社会復帰を目指しながら怠けた1年でしたが、それでも少し前進できたかなという年でした。
無事乗り切れたことを周りと自分に感謝し、年を越したいと思います。
今年1年、ありがとうございました!!
それでは、また来年👋
クリスマスなので、日本でイギリスのサンデーローストもどきを作ってみた!
今日はクリスマス!🎄
一昨年、去年はイギリス人の恋人の実家でクリスマスを過ごしたので、イギリスのクリスマスが恋しいなぁと思う今日この頃。
特にイギリスのクリスマスディナーってすっごく美味しいんです!サンデーロースト(ローストディナー)というイギリスの伝統的な食事があるのですが、ベースは大体それと一緒で、クリスマスはより豪華になるようなイメージです。
こちらは確かラム。
こちらはターキー。
んんー! 美味しかったなあ…
また食べたい😣😣
という思いで、日本で頑張って作ってみました!!
備忘録として、作ったものや参考にしたレシピをまとめて記事にしたいと思います。
サンデーローストを作る!!
日本とイギリスでは、キッチン設備がまず違います。そして、普通に売ってる食材や調味料もちょっと違います。
我が家のキッチン
我が家にあるのは、こんな感じの古くて性能はそんなに高くないオーブンレンジです。
温度は200℃までしか上がりません。
大きさも食パン2枚がギリギリ収まるか収まらないかってくらいです。
加えて、IHクッキングヒーターが一口と電気ポットがあるだけです…
イギリスだと、オーブンはどんな小さい安い家でも付いてるレベルで普通のキッチン装備らしいです。イギリス料理のサンデーローストがオーブンを使うものばかりなのも納得ですね。
そのオーブンがあまりしっかりとしたものでないのは、サンデーローストを作る上で痛手です…
本当は、こういう2段式で250℃くらいまで温度が上げられるオーブンレンジで作る方がおすすめです。
作ろうとしたもの
私は2人分の
を作ろうとしました。
それぞれ参考にさせていただいたリンクがこちら↓
フライパンで簡単に作れるローストビーフ by chako太郎 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが362万品
ピッグスインブランケッツ
Sticky Christmas Pigs in Blankets Simon Howie Butchers Recipe
Pigs in blankets recipe - BBC Food
ローストポテト
グレイビーソース
ローストビーフに付けるグレイビーソース by 黒ベイマックス 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが362万品
感謝祭やXmasに★グレービーソース by ちるこxo 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが362万品
ヨークシャープディング
簡単♪ヨークシャプディング by 妃殿下 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが362万品
用意した材料
大きめのじゃがいも 2つ
サラダ油
豚肉のかたまり 200g弱くらい(うろ覚え)
薄いベーコン 6枚入り(パックに入ってるようなやつ)
皮なしウインナー(小さめ) 12個入り
玉ねぎ 半玉
小麦粉 大さじ4とか
牛乳 50mlとか
塩こしょう
冷蔵庫にあったシロップ 少し
納豆についてた小さいからし 2つ
しょうゆ
みりん
水
レンチンでスチームできる冷凍野菜セット
肉類や野菜、冷凍野菜セットは近所のイオンで購入しました。
あとは家にあったものを使いました。
食材以外は、
つまようじ
アルミホイル
キッチンペーパー
スキット
ココット的な器
基本的な調理器具としては、まな板、包丁、菜箸、計量スプーン、計量カップ、スプーン、鍋つかみ、鍋敷きとかを使いました。
全ての料理が温かい状態で同時に完成させたいタイムテーブル
前述の通り、オーブンレンジは大きくないのでタイムテーブルを組みました。
(失敗した工程もそのまま書いてますのでご注意を)
ざっとこんな感じです↓
- 豚肉のかたまりの下味を付けて冷蔵庫へ。
- まずピッグスインブランケッツを作ってオーブンに入れる。
- その間にヨークシャープディングのタネを用意。
- 芋を少し煮る。
- ピッグスインブランケッツができたら、油を入れた芋用のオーブン皿とヨークシャープディングを一人分のココットをオーブンへ。
- 15分後に水を切った、煮た芋たちを熱したオーブン皿に入れる。ヨークシャープディングもう1人分のココットと同時に再びオーブンへ。
- 豚肉のかたまりを焼く。
- アルミホイルを巻いて予熱で蒸す。
- 玉ねぎをみじん切りして、豚肉を焼いたフライパンで炒める。
- 調味料を入れて煮詰める。
- 芋をひっくり返して再びオーブンへ。
- ピッグスインブランケットやローストポークを入れて食べる前に一緒にフライパンで温める。
- ローストポテトが完成したら、レンチンのスチーム野菜をチン。
- 盛り合わせる。
なんちゃってクリスマスディナー完成!!
そんなこんなでできたのが、こちら!!
完成したローストディナーの出来
結構それっぽい感じになりました!!🙌
…しかし、ヨークシャープディングは失敗しました😭
そのため写真には入っていません。
でもそれ以外はいい感じ!!
ローストポークは火が通りつつ、しっかりローストに。
ピッグスインブランケッツはそのままだと味薄めでしたが、ソースと絡めて美味しくなりました。
ローストポテトは小さく切りすぎたかなとも思いますが、所々カリッとなるところもあって、それっぽい味・食感でした。
冷凍スチーム野菜も手間省けて美味しくて良かった(笑)
ヨークシャープディングが失敗した理由
おそらく、
- 先にココットを熱するのを忘れてた
- 油を入れる前に生地のタネをいれてしまった
この2つがまず原因だと思います。
1つ目のココットが全然固まらず、油を入れてなかったと気付いて2個目はちゃんと油を入れてからタネを入れてオーブンに入れたのですが、それでも失敗。
このときもココットは事前にそんな温まっておらず、先に油入れただけでした。
イギリス人にあとから聞いたら、ヨークシャープディングを作るにはオーブンがかなりしっかりと温まってないと難しいとのこと。
だから、ちゃんと事前にココットに油をしいて温めていたとしても、成功してたかは微妙だなと思いました。うちの古くて安いオーブンレンジでは、ヨークシャープディングが作れるほどは温まれない気がします😓
もう1つのちょっとした失敗
グレイビーソースが… 何か違う気がしました。もうちょっと薄茶色っぽくて、何というか、もったりしたイメージだったのですが(笑)、見たレシピがイギリス風のグレイビーではなかったのか、しょうゆベースの普通のステーキソースみたいな感じに😓
レシピ見た段階で気付かないのが悪いんですがね…
私が持つサンデーローストのイメージとは、少し違いました。でも美味しかったのでOKです!!(笑)
まとめ
所々ミスはあったけど、全体的には良くできました!!
イギリスっぽい雰囲気が味わえて満足です♪
ここまで大掛かりにしなくても、またローストしたいなって思いました。
皆様もぜひ一度お試しあれ!!
PS
表紙真ん中の上の料理がサンデーロースト。美味しそう…
今回は読んでいませんが、このレシピ本イギリス料理作るのにかなり参考になりそうです。私も買おうかな。
性別を明らかにせず「恋人」と言いたいときに使える英語スラング SO (Significant Other)
英語で恋人と言えば、boyfriendやgirlfriendを思い浮かべると思います。しかし、どちらも男女がわかるようになっているので、性別に関係なく言える言葉を使いたい!と思っている方もいるでしょう。
今回は性別に関係なく使える英語スラング、「SO」を紹介します!
SOは頻繁に使われる単語soとは違う
「そのように」や「とても」といった意味のsoではありません。Significant Otherの頭文字を取っていることから、大文字のSOと表記します。
そのためSOはカタカナで書くと、エス・オーというように読みます。
SOの意味
SOはSignificant Otherを略したものです。
significantは形容詞で、
「重要な」「大きな影響を与える」「意味のある」などの意味があります。
otherは名詞で、
「(2つのうちの)もう一方の人」「別の人」「(対を成すものの)片方」などの意味があります。
つまり、Significant Otherは「重要な別の人」、崩して訳してみると「自分の一部とも呼べる大事な人・相棒」といったような意味になります。
このように「Significant Other」はGirlfriendやBoyfriendのように性別を表すことなく、「大切な人」を意味する表現なのです。夫婦関係における「配偶者」、恋愛関係における「恋人」にあたります。
このSignificant Otherを略したSOが、若者の間でスラングとして使われています。
英語スラングをまとめた辞書サイト、SlangitによるSOの定義がこちらです。↓
SO is an acronym that refers to a significant other, which is a person you are very close with. The SO may be a spouse or boyfriend (bf)/girlfriend (gf).
The SO acronym is a gender-neutral way to refer to the person you're closest with. It is an alternative to the DH or DW acronyms.
Example
"My SO and I are both planning on going to the play with you guys."
ざっくり訳してみると、
- SOはSignificant Otherの略語で、自分にとってすごく親しい人のことである。
- SOは配偶者や彼氏、彼女のことを指す。
- SOという頭字語(略語のようなもの)は性別を明らかにせずに、自分の最も親しい人を指す方法である。
- DH(Dear Hubby, Dear Husband)やDW(Dear Wife)という頭字語の代わりとなる。
とのこと。
基本的に自分と恋愛関係にあり、関係が深くとても大事な人であることや、性別に関係なく使えることがポイントです。
SOは割と歴が長かったりなど関係性が深く、いわゆる「I love you」と言い合えるような相手を意味します。付き合って間もないなど、まだ関係性が浅い恋人に対しては使わないそうです。
SOの認知度
私はSOをアメリカの若者に教えてもらいました。どれくらい一般的に使われてるのか確認するため、イギリスの若者にも聞いてみたら、その人も知っていました。英語圏の若者の間では割と広まっているのかもしれません。
英語圏でもまあまあな大人や、あまりネットを使わない人は知らないかも。どこまで通じるかは、私もこれから試していきたいと思っています。
SOの具体的な使い方
HusbandやWife、BoyfriendやGirlfriendのジェンダーニュートラルな代わりとして、また自分にとって相手が特別なんだという気持ちを強調したいときに使うと良いと思います。
前述のSlangitの例文にあるように、所有格の人称代名詞をつけて「my SO(私の恋人)」、「your SO(あなたの恋人)」などにして使えます。
例えば、ジェンダーニュートラルなtheyと組み合わせて以下のような文ができます。
My SO ate a lot of chocolates because they were so hungry.
訳:私の恋人はとてもお腹が空いていたので、チョコをいっぱい食べた。
*単数形のSOをtheyで言い換えました。単数形のtheyは単数形のis/wasではなくare/wereを伴うのが一般的とのことなので、SOは1人ですがthey wereにしています。
まとめ
SO、またSignificant Otherを使うことで、ジェンダーニュートラルに彼氏、彼女、夫、妻などを表すことができます。
SOと略すのは若者のスラングで一般的な使い方ではないようですか、ジェンダーやLGBTQ+に関する理解が進むに連れ、これからより一層広まっていくかもしれません。
性別を明らかにした言い方をしたくないという方や、BoyfriendやGirlfriendでは愛を十分に表現できてない!という方は、SOやSignificant Otherを使ってみてはいかがでしょうか🤗
おまけの余談・私がSOというスラングを学んだ経緯
私は日本語で自分と恋愛関係にある人について話すとき、彼氏彼女ではなく、恋人という言葉を普段から意識的に使っています。しかし英語ではboyfriendやgirlfriendくらいしか知らず、loverやpartnerはかなり重く聞こえて何か違うなあと思い、英語でどうやったらジェンダーニュートラルに「恋人」を伝えられるのかと悩んでいました。
そんなとき、言語交換アプリのHello Talkで「SO」を教えてもらい、これだぁぁっ!となったのです。SOは私の個人的今年の英単語なりました(笑)
同じように、「恋人」と性別関係ないように英語でも言いたい!と思っている人に、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
イギリス留学中に鬱になりそうと思ったら。頼れる制度・サービスまとめ(リーズ大学中心・体験談あり)
イギリスの冬は寒く、太陽があまり顔を出すこともなく、気が滅入ってしまいがちです。クリスマスイルミネーションがある内はまだマシですが、1月になりイルミネーションが撤去されると益々鬱そうとした雰囲気になります。実際、January Bluesという言葉もあるくらいです。そしてそんな時期に試験期間があります😨
そこで今回は、イギリス留学中に鬱になりそうと思ったときに頼れる機関や制度について体験談も含め、まとめてご紹介したいと思います!
私が留学していたリーズ大学とリーズの情報が中心にはなりますが、似た機関や制度がイギリス各地にあるはずです。記事の情報を自分がいるところに当てはめて、自分にあったサービスを探してみてください。
(筆者は医療従事者ではなく、リーズ大学在学中に精神的に大いに体調を崩したことがあるだけの医療知識に乏しい人です。紹介する情報はあくまで参考レベルで捉えてくださいね。)
大学によるサポート
まずは大学関係で頼れる機関と制度をご紹介します。
1. 大学内の制度
大学が提供しているサポートはたくさんあります。以下のリンクは学生への支援とウェルビーイングに関する記事のトップページのようなものです。ここから、様々なサポートについて知ることができます。
しかし、色んなサポートがあって逆にどれを選択すればいいのか困惑してしまうかもしれません。
そこで私なりに厳選して、かいつまんでご紹介します。
Mitigating Circumstances 課題の提出期限延長
メンタルヘルスに限らず怪我、病気など、様々な状況で課題を期限内に出すことが難しい場合は、期限の延長を申請することができます。
短期間で解決するものであれば、最長2週間期限を延長してもらえる可能性があります(extension)。より長期間の期限延長が必要な場合も、深刻な状況であれば認められる場合があります(mitigating circumstances)。また、提出期限を過ぎた後に申請して、ペナルティを取り消してもらうようにお願いすることもできます。
申請には診断書などの証明が必要となるので、申請前にしっかり確認してくださいね。上記のリンクに掲載されているMitigating Circumstances Guidanceをダウンロードすると詳しい要件と申請方法が記載されています。
The Student Counselling and Wellbeing service
大学が提供する様々なカウンセリングやメンタルヘルスのサポートを行っているチームです。使用にはStudent Counselling and Wellbeing Hubの登録が必要なこともあるようですが、予約・管理しやすいようにしているだけで煩雑なものではなさそうです。(使ったことがわからないので詳しくはわかりません、ごめんなさい。)
以下のように大学とユニオン(後の項目でまた出てきます)共同のサービスもあります。当日予約できるらしいので、便利ですね。
School独自の制度もあったりしますし、コースリーダーの先生や一人一人に割り当てられるチューターにも相談できます。
学業の具体的な不安を相談したい場合は、コースリーダーやチューターに話すのが手っ取り早いです。積極的に活用していきましょう!
The Universities Chaplaincy in Leeds
The Universities Chaplaincy in Leedsは、キリスト教に限らず全ての宗教、無宗教の方にサポートを提供している団体(教会?)です。リーズ大学の主要な建物、Laidlaw UniversityとParkinson Buildingの間にある、Emmanuel Centre内にあります。
リーズ大学だけでなく、リーズベケット大学、リーズ芸術大学、The University of Lawの学生、職員が利用できます。個別の相談など、様々なサポートを行っているそうです。
留学生向けのイベントも多く行われており、学期中毎週水曜日の夕方に留学生向けの交流イベントが開催されていました。数回イベントに参加したことがありますが、Chaplaincyの人々はとても優しく留学生慣れしている印象です。
2. ユニオン(学生組合)のサービス
イギリスの大学にあるユニオンは、学生による学生のための組織です。多くの大学ではユニオンの建物があり、売店やカフェ、バー、文房具店などのお店や、学生が勉強やソサイエティ(日本で言うサークルや部活)に使えるスペースが提供されています。
より詳しくはこちら↓
そんなユニオンでは学生に対する様々なサポートを受けられます。
LUU Help & Support
こちらはユニオンが行っているサポートです。
リーズ大学のユニオン(LUU)の場合、学期中であれば平日土日共に開いています。事前予約は必要なようです。
Leeds Nightline
また、リーズ大学ユニオンのソサイエティの一つであるLeeds Nightlineは、リーズにある大学に通う学生を対象に相談を聞いてくれるサービスを無料で提供しています。
サービスは三種類あり、電話、チャット、メールがあります。電話とチャットは夜間のみで、メールはいつでも受け付けているようです。
話を聞いてくれるのは学生ボランティアなので、私は万が一の身バレが不安で使いませんでした(-_-;) しかし、相談内容は口外しないとありますし、以前から高く評価されているようなので安心できるサービスだと思います。
大学外のサービス
1. NHS・登録した自分のGP
NHSはイギリスの国民保険サービスで、留学生も加入します(短期留学を除く)。原則無料で提供されています。(処方薬は支払います。一部無料のものもあり。)
詳しくは以下のサイトなどを参考にしてください。↓
留学生はせっかくビザ申請時にお金を払っているので、GP(かかりつけ医)を登録して使うべきです。リーズにある大学に通う多くの方はLeeds Student Medical PracticeをGPにしているのではないかと思います。
メンタルヘルスに関するサービスももちろんあるので、是非活用しましょう。電話通訳などの医療通訳を使用することも可能です。
まずはNHSアプリ内のeConsultsを使って、自分の状態を答えていってみるのもおすすめです。深刻な状態だと判断されると、予約するのではなく直ぐに緊急事態用の電話番号に電話するよう言われます。そのときは電話してくださいね。
深刻な状態になったら
事態が深刻だと判断された場合、GPよりも大きな機関に紹介されることがあると思います。例えば、リーズだと以下の機関が特にメンタルヘルスに特化した支援を行っているようでした。(私はGPの他にこちらでサポートを受けたりもしました。)
頭の片隅にいれておくのもいいかもしれません。
リーズ在住でメンタルヘルスのサポートが今すぐ必要という場合のための電話番号の一覧も掲載されています。
リーズにおけるメンタルヘルスのサポート、サービスに関する情報については、こちらのサイトも参考になります。
リーズ内にあるまた別のNHSの機関において、新しいサービスもできたようです。
2. チャリティによるサポート
イギリスでは様々なチャリティがメンタルヘルスに関するサポートを提供しております。その中から、イギリス全体で使える有名なサービスをご紹介します。
Samaritans
24時間年中無休、無料で相談を受けてくれる老舗のメンタルヘルスサポートです。電話だけでなく、メールや手紙、イギリス各地にある拠点で直接話を聞いてくれます。
Shout 85258
名前の通り、85258にSHOUTとテキストメッセージを送ると、研修を受けたボランティアがチャットで相談にのってくれます。24時間対応なので、深夜でも使えるのが嬉しいポイントです。数回使ったことがありますが、毎度直ぐに返事をくれました。電話で英語を話す・聞くのは自信がない方にも使いやすいかと思います。
まとめ・まだ深刻じゃないから…と思わず、誰かに相談してみよう
リーズ大学やリーズ、またイギリス各地で利用できるメンタルヘルスサポートの制度やサービスをご紹介しました。今回ご紹介したものの他にも、TogetherallやStudent Spaceといったサービスなど、イギリス全土で様々なサポートが受けられます。
留学中、不安でしょうがない気持ちになったり、鬱になりそうと思ったり、もう駄目だと追い込まれる前に、ぜひ早く誰かに相談したり、サポートを利用したりしてください。自分はまだそこまで深刻じゃないから相談は迷惑かも、なんて思う必要はありません。むしろ、まだ大丈夫なときに悩みを軽くしていった方が良いと思います。
この記事がイギリス留学中の苦しみを軽減するのに役立てば嬉しいです。また、周りに苦しんでいる人がいたら、こういったサポートがあると伝えてあげてほしいです。
ぜひ一度、使いやすそうと思ったものからサポートを利用してみてください。
あらためまして自己紹介
こんにちは、本ブログの筆者みみみです。
ブログを始めて約2年半程(内ブランク期間長め^^;)経ちまして、ブログ開設当初からかなり状況も変わりました。
そこで改めて私自身のプロフィールをご紹介したいと思います。(私のことをリアルで知ってたら、軽くスルーするか、良ければフィードバックをくださいw)
名前
みみみ
昔いとこと遊んだときに、私、姉、いとこの名前をくっつけて「みみみ」と名付けたカフェのごっこ遊びをしたのを思い出したのがきっかけ。
ヒプアニに出てくる一二三のストーカーの名前から取ったわけではありません(笑)
ざっくり年表
誕生
父が転勤族だったので、小学校上がるまでは九州内で引っ越ししてました。
九州生まれ、九州育ちと自称してます。
小学校3年生 英語を習い始める
近所に新しく出来た英会話教室の体験レッスンに参加して以来、英語にハマりました。このときの先生には個人で教えてもらったりもして6年くらい通い、定期的にお話ししてました。先生に出会って英語を学び始めたのは私の人生のターニングポイントであり、先生を心から尊敬する恩師だと思っています。
中高一貫校に進学
英語がもっと学びたいという理由で受験して中高一貫校に合格&進学。実際は理系に強い学校でしたが。。。初めて自分の殻を破った挑戦でしたし、色んな良い経験や素敵な友人・先輩ができたので、ここに進学して良かったと思ってます。
高校2年生 初の海外&ホームステイ受け入れ
政府が推進していたKAKEHASHIプロジェクトに参加しているアメリカの高校生を週末ホームステイに受け入れました。そして、翌年には同じプロジェクトで生まれて初めて外国(アメリカ)に行きました。
自分の英語が伝わったことに感動を感じながらも、思うようにコミュニケーションが取れないもどかしさも味わい、非常に有意義で刺激的な経験となりました。大学に入ったら長期留学をするんだ!という思いを一層強くしました。
大学に進学
父から九州・山口の中の国公立大学に進学しろと言われ、逆らえず(逆らって説得してまで行きたいと強く思える大学もなく)、某国立大学文学部に進学。
英語を学びたいと思いつつ、英語だけになってしまうのは怖く、専攻外でも色んな授業を受けたり、教職課程を取ったりしました。
大学2回生 イギリス・リーズ大学に交換留学(10か月)
人生2回目の海外にして、早速長期の交換留学をしました。イギリス文化やイギリス英語に憧れてたのでイギリスに決め、英語教育に強いところが良いということでリーズ大学に決めました。
イギリス英語やエッセイの書き方に大苦戦しましたが、勉強は興味深かったし、良い友人もできて充実した10か月になりました。イギリス人の恋人とも付き合い始め、5年以上継続してます(2021年12月現在)。
勉強への情熱も高まり、海外の大学院で学びたい気持ちが強まりました。
大学卒業・NPOで少し働く
大学4年の夏に大学院進学を決意し、就活をやめました。そして大学を卒業後、大学院に進学するまでの約半年程はNPOで働きました。そこでウェブマーケティングに関わる機会があり、自分でもサイト運営をしてみたいと思ったことがブログ開設につながっています。
イギリス・リーズ大学の修士課程に進学
MA Professional Language and Intercultural Studiesという修士課程に進学しました。異文化学の立場から言語教育や現代社会などを考えるような内容のコースです。すごく興味深かったし、特にコースを率いるCollins先生が最高でした。
日本語のライターとして働いたり、現地でボランティアやバイトもしました。
パンデミック開始 精神的な疲れがMAXに
コースは楽しかったのですが、将来、お金、人間関係の心配も積もりに積もっていました。そんな中でパンデミックが始まり、精神的に限界が。鬱と診断され、NHS(イギリスの医療制度)でカウンセリングを受けたり薬をもらったりしていました。
そして色んな方の助けを得て、期限の延長などもしてもらって奇跡的に修士論文まで出せました。
修士課程修了・マンチェスターへ
何とか修士論文を含む課題を全て出すことができ、Distinctionで修士課程を修了することができました。
そして恋人が仕事で引っ越したマンチェスターに居候(プチ同居?)し、ビザが切れるまで現地で就活をしました。
帰国・今に至る
最終的に現地で仕事を得ることができず、パンデミックの最中に帰国。
あらためて日本で精神科にかかり、適応障害と診断されました。今はゆっくり再出発のために頑張ってます。(本当は現状にずっと焦っていて、あまりゆっくりできていませんが。)
まとめ
ざっと私みみみのプロフィールをご紹介しました。
書き起こしてみて、もっとブログで書いてみたい内容のアイディアが浮かんできました!引き続きブログ執筆頑張ります!
記事の内容のリクエストや質問もお気軽にどうぞ(^^)
今後ともよろしくお願いいたします。では!
p.s.
あらためての自己紹介を機に、Twitterを始めました!リーズのこと、留学のことなど呟いていこうと思うので、よろしければフォローお願いします☺